たんぽぽ 66号
ごきげんいかがですか
理事 四方田尚美
昔々ギリシャにテレスさんという偉い先生がいらしたそうです。あるときお弟子さんがテレス先生に質問しました。
「世の中で一番かんたんなことはんですか?」
先生は答えました。
「人を批判することです。」
「それでは、世の中で一番むずかしいことはなんでしょうか?」
「それは、自分自身を知る、ということです。」
なるほど、客観的に自分自身を理解するということは確かにむずかしいですね。私が知っている自分と、人様が知っている自分とはたぶん違うし、隠している(隠されている)自分だっています。
●あなたの自覚している特性は?
長所は・ ・ ・
短所は・ ・ ・
●あなたが感心を持っていることはなんですか?
●あなたの経験したことは?
●あなたの得意なことは?
元気に生き生きと暮らすための、ちょっとした心がけとして、等身大の自分と向き合うことは、自分自身を大切にすることにつながるそうです。
辛い気持ちを押し込めて忘れたつもりでいても、それは、のちのちまで心の底に残ってしまうから、その日のことは毎日ふり返って思い出して、早く口から出してしまいましょう。良かったことも、嫌だったことも、どうしてそうだったのか考えましょう。
●今日一日をふり返りましょう。
よくがんばったことは?
辛かったことは?
●体調はどうでしょうか?
疲れていませんか?
食欲はありますか?
よく眠れますか?
●暮らしの中に楽しみは」ありますか?
●気持ちにメリハリがありますか?
頭から離れない不安や心配ごとを抱えていませんか?
うまくいっても、いかなくても 「今日はよくやった!」 と自分で自分を労いましょう。
だって、みなさん、本当に毎日がんばっているんですもの、ね。
明日も笑顔で。
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