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たんぽぽ 67号

 
ごきげんいかがですか

  理事   佐々木 節子 
 
 

  
 2016年を皆様は、そのようにお迎えになられましたか?
私は、昨年のお正月は体調を崩してしまったので、今年は暮れから人に任せられる事は任せて、自分でしなければならないことをしぼり込み、お正月を過ごしました。

 さて、今年は申年で私も申年生まれなので還暦を迎えます。
そこで、何となく知っている(?)還暦について調べました。

 中国から伝わってきたものに十干(甲・乙・丙・・・)や十二支があり、この二つが組み合わさり六十干支が生まれました。 
還暦は六十干支に基づき六十年で暦を一回りして生まれた時の干支に戻るため、めでたいとされます。

 又、赤は魔除けの意味があり、昔は産着に赤が使われたそうです。還暦は生まれ直しの意味があり、赤ちゃんに戻る事から赤色でお祝いする様です。
    
 私の六十年になる人生の中で、三分の一の時間を “笑顔” と共に過ごして来ました。

 最初の頃は、利用者さんに、はる風チケット券を購入していただいたり、半日事務所当番をしても四百円の手当しかなかった事。 その当時、コーディネーターを引き受けて下さった先輩方は、今の様な手当もなく、大変苦労されていらした事など、今となってみれば、なつかしい事が沢山あります。

 二十年の間には、NPO法人格を取得したり、介護保険事業に参入したり、ういず・デイハウスTOMO・かめさんをうみ出して来ました。 その都度、会員で話し合い、決めて来ました。

今年度の “笑顔” は経営的には、厳しくなっています。 昨年四月からの介護報酬値下げなどが原因になっています。

 再び、会員で長い時間をかけ、話し合い、手当などで削られるところは削っていき、利用者さんのご協力もいただきこの困難を乗り越えて 「笑顔」 を続けていきたいと思います。

 最後になりましたが、今年も、どうぞよろしくお願い致します。
様々な困難がサル年になります様に。

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